山の道具 3
さて、前回の低山部で行ってきた英彦山ではこれまで使ってきたアイテムの性能を違う環境で確認してきた。
まずコレ。
まず火をつけるためのライターが役に立たないというのはおいといて(そういう強さの風)、なんとか火をつけようとするもアルコールの温度が低くなっているのでやはり簡単にはつかない。それでもアルコールストーブを人肌で暖めるなどしてほどなく点火。すぐに湯を沸かすべく風防をかぶせる。念のため小ぶりのコンビニ弁当を買ってきていたのでそれを食べながら様子を見るのだけど、カルデラコーンの上に手をかざしてもあまり熱を感じない。これは普段よりちょっと多めに入れたアルコールの量でも足りないんじゃないか、そもそも熱量自体が不足しているのかも‥‥とか危ぶんでいると意外と速く沸きはじめたのでちょっと感動。つまり風防の中ではほぼいつも通りの性能でもってカップを熱し続けていたことになる。これでアツアツのカップ麺にありつけて体の内側から暖まることができた。
もっと気温が下がると点火する前にアルコールを予熱する工夫もいるんだろうけど、そういう条件なら普通にガスストーブでいいような。とりあえず今の段階ではストレスなく使えることがわかって満足。
ちなみに予備の弁当は購入時に温めてもらってからコイツに入れた。
そしておよそ4時間後‥‥普通に冷めてた。ま、当然だろうけど「もしかしたら」という期待はあったので少し残念。アッツアツのもので隙間なく充填したら4時間でもいけたかもだけど‥‥、また機会があれば挑戦してみるかー。さらに。この日はアンダーアーマーのコールドギア(UA CGコンプレッションLS [MCM4528])を着ていきました。登りではコレがベースで上にTシャツをレイヤードというスタイルだったのだけど、これがなかなかよかった。休憩時に風にさらされても適度にカバーしてくれて、行動中も速乾性がありながら冷えをあまり感じさせないのも気に入りました(行動中の気温は10度弱)。これよりも生地の厚いコンプレッションもあったけど、ああいうのは冬の野球とか向けだろうなー。
実はトレッキングポールも初投入だったけど、これは馴染むことができた段階で扱うことにしよう。