3年連続でこのルートに行ってきました。もちろん目当ては難所ヶ滝ですね。しかしこれまでは“滝”ということでそれが凍れば「氷爆」なんだけど、実際はココ“滝”じゃないんで現地の表示通り「大つらら」が正しいんだろうなあ、とか言いつつ今回の様子を。
今までで一番気温は低かったですね。予想では最高気温が5度とかだったので長袖コンプレッション&Tシャツレイヤーにアウター(ハード)といういつもの組み合わせで登りも調節いらずでした。というかちょっと寒いくらい。そして順調に鳥追峠へ。
低山戦隊カメラマン
ここら辺から雪がちらついてきて一行のテンションが上がります。よく考えたら今までの難所ヶ滝企画は晴天ばかりで降雪の中での登山は低山部で初めてのような。さて鳥追峠からは行者道を選びます。
初めはこの程度で面白がってたなあ‥
そして中宮跡あたりから様子が変わります。
中宮跡から宝満山山頂へ
この区間では雪質が粉雪だったりわた雪っぽかったりと変化があって楽しかった。メンバーのザックに雪が積もり出します。自分のスウィフトは雨蓋がないのでかなりたまっていたみたいですが、中には入ったりしないので大丈夫。
山頂手前では下りの人がかなり多かったのはやはり天候がこれほど下ってくるとは思わなかったのでしょう。竈門神社では「アイゼン?一応持ってきたけどね〜」とか言ってましたが。ヤマヲナメルナ(by尾野真千子)
さあ、なんだかんだで山頂へ。
風が強くなってきた
昼食もここでとか考えてたけどさすがに楽しくないので風をしのげるキャンプ場へ。ここも真っ白になってましたね。今回の山ごはんは「カレーうどん」で材料費は100円切ってます。水300ccと粉末だしを少々。それにレトルトカレーを流し入れて沸騰してきたらうどん玉を投入。グツグツきたら出来上がりのシンプルさ。寒いときは汁物がいいってことで水を多めにしました。
この後コーヒー(プレス)も飲んで生き返った気分。
さて行動再開。ここからはアイゼン装着です。4本爪の軽アイゼンではちょっと気を遣うレベルの積雪になりましたが、慎重であれば何の問題もありません。雪はほぼ止みました。そして‥‥
霧がたちこめる難所ヶ滝
難所ヶ滝に到着したのは14時前くらいでしたね。霧が薄くかかって幻想的な雰囲気でしたがやがて風が出てきて霧がなくなり、一瞬だけ晴れ間から陽が射しました。色んな表情を見せた大つららでしたが、3日前には完全に溶けていたというのだからこのタイミングはよい巡り合わせだったと思います。
河原谷もすっかり雪に覆われている
16時くらいに下山して、その後はmotoo夫妻とusamiさんとで博多駅のしらすくじらへ。登る前の予想と全く違ってしまった今回の低山部。「情報量の多い日だったなあ」と振り返りつつビール&焼酎お湯割りでほどよい疲れを癒しました。
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